歯科会計ブログ
歯科会計のPDCA
2023.02.03ブログ
歯科会計におけるP(Plan)D(Do)C(Check)A(Action)は、歯科収入を上げながら、経費管理、利益管理をして節税に結びつけ資金の増加を図る管理手法です。
具体的には、毎月の安心月次報告書の計画・実績、資金計画・実績、を通じたタイムリーな節税対策提案により達成することになります。
1.計画策定と実績比較により迅速な対応
診療収入計画は、前年の患者データ要素をもとにして計画します。経費計画は、前年実績に今年の重要な経費変動項目を加味して計画します。
年間の利益計画により税金見込み、資金見込みを考慮して今年実施予定の節税対策を決定します。
2.年間利益を見通したタイムリーな節税対策、資金対策
月々の実績により計画との差異を検討して診療収入改善、経費削減、追加の節税対策、資金調達等の改善を実行します。
重要なことは、当初の計画を目標とすることだけでなく計画と実績の差異にタイムリーに対応して改善を実行することです。
3.開業からの実績データ、同業他医院データによる改善提案
上記の改善提案は、その時点の思い付きによらず自医院の過去の実績データや同業の実績データによりなされるものです。